「今よりもタイピングスピードを上げたいな」
タッチタイピングができるようになった人は、今よりもキーの入力スピードを上げたいと思いますよね?私もタイピングを早くしたいと思い、1ヶ月以上毎日2時間、タイピング練習を続けていたことがあります。
タイピングを早くするためには、コツがありますので紹介していきます。
この記事で得られること
- タイピングを早くするコツ(練習前・練習中・練習後に分けて解説)
- タイピング練習サイトのスコアが上がる
何も考えずに練習しては、今以上の上達は見込めません。タイピングをもっと早くしたい人は、これから紹介する『練習前』『練習中』『練習後』の合計9つのコツを取り入れましょう。
タイピングをもっと早くするコツ【練習前】
タイピングをする前に『あること』をすれば、いつの間にか早くタイピングできるようになります。しかし毎日タイピング練習していても、日ごとにコンディションが違ったり、モチベーションが保てなくなったりして良いパフォーマンスが出せない時もあるでしょう。
一定のパフォーマンスを維持するために、これから紹介する練習前のコツを取り入れてみてください。
基礎練習を欠かさない習慣作り
コツの1つ目は、今以上に基礎を固めるために基礎練習を欠かさずやることです。人間は継続しないと忘れてしまいます。もちろん翌日になったら、直ぐに忘れてしまう訳ではありません。しかしタイピング中級者であっても、基礎から離れてしまうとキーボードを操作する感覚が徐々に鈍くなってしまいます。
また中級者は、スピードを求めすぎて我流が混ざってきます。我流は正しい文字入力から遠ざかるきっかけです。基礎練習は自分のタイピングを見直す時間にもなります。基礎練習をおろそかににては、早いタイピングを会得するまで時間がかかってしまうでしょう。まずは1日1回だけ集中して基礎練習してください。欠かさずやり続けることがコツです。
目標を具体的に設定する
2つ目のコツは、より具体的な目標を立てることです。あなたには、タイピングを上達させるために掲げている目標はありますか?
多くの人は以下の様に目標を立てているでしょう。
- タイピングの検定に合格したい
- 練習サイトのスコアを更新したい
上記の目標は間違いではありません。しかし今よりもっとタイピングを速くしたい人にとって、漠然とした目標だけでは足りません。目標を具体的にする際のポイントとしては、数字を含めることです。
有名な練習サイトでの練習を前提にすると、以下のような目標となります。
- e-typing:『腕試し』で300pt以上取る
- 寿司打:難易度を正確重視で5,000円コースクリアする
数字を含めただけで、タイピングスピードが上がるのだろうか?
結論、タイピングスピードは上がります。何故なら、練習サイトのスコアを伸ばすためには、正確性だけでは足りなく、タイピングスピードが必要になるからです。
つまり
『目標のスコアをクリア』=『タイピングが早くなった』
ということになります。
数字が目標に含まれていると可視化できるため、モチベーションの維持になります。 手が届く範囲の目標ではなく、手を伸ばさないと届かない目標を掲げることが上達のコツです。
集中できる時間帯を知る
3つ目のコツは、普段と違う時間帯に練習することです。理由はいつの時間帯が一番集中できるのかを知るためです。たとえば、朝は頭がスッキリしているため、朝の練習ではタイピングが速いかもしれません。もしかしたら、日中の方が集中している可能性もあります。
また、気分転換にもなります。
しかし
集中できる時間帯だけタイピングスピードが上がっても意味がないじゃん
と思われる人もいるでしょう。
確かにその通りですが、どのような時間帯であっても、あなたのタイピングが速くなったことに変わりはありません。細かいことは気にする必要はないでしょう。
さらに、今までよりもタイピングスピードを上げられた場合、自信になります。 気軽に試せるコツですので、最初は気分転換として試してみてください。
手の指をストレッチする
4つ目のコツは、手の指をストレッチしてから練習することです。理由は指の動きを良くするためです。練習していると指よりも腕が疲れてきます。腕の疲れを解消すると、必然とタイピングの質が向上するのです。
なぜ腕が疲れるのかは、手を「グーパー」すると分かります。「グーパー」すると、前腕の筋肉が動いているのが分かります。つまり指を動かしている時は、前腕も同じく動いているのです。
タイピングしている時も同様です。一番疲れるのは、普段あまり使っていない小指でしょう。毎日練習していると、小指と薬指が思うように動かなくなるほど疲労します。
ストレッチで疲れて緊張している筋肉をほぐして、指の動きをスムーズにしてから練習を再開しましょう。 手の指のストレッチは、1分もかからない手軽なコツであるため、直ぐにでも試してください。
『ジョジョの奇妙な冒険第4部』の岸部露伴がしている指の体操がおすすめです。
タイピングをもっと速くするコツ【練習中】
タイピング中に、サクッと入力が早くできるコツがあります。しかし、練習中にするコツであるため、慣れるのに時間が必要となります。これから紹介する練習中のコツを掴めるように、読み進めて理解してください。
タッチタイピングを続ける
5つめのコツは、タッチタイピングを続けることです。言い換えると、「手元を見るな」ということになります。理由は1秒以下のロスタイムを無くすためです。
一瞬でも手元を見ると、1秒以下のロスが発生します。そのロスがいくつも積み重なると、2秒、3秒とロスタイムが発生し、タイピングが遅くなるという結果を招いてしまうでしょう。そのような状態を避けるためにも、今まで以上にタッチタイピングを意識してください。
どうしても手元を見てキーを探してしまうんだ!
手元を見てしまう時は、時間をかけても目的のキーを手探りで探してください。ホームポジションを身に付けている人なら、必ず見つけられます。タイピングの調子がいい時は、しっかりとタッチタイピングできていることが多いでしょう。練習中でも基礎の型を崩さないことが、あなたのタイピングを早くするために必要なことです。
頭の中にキーボードを想像してタイピング練習する
6つ目のコツは、タイピング中にキーボードを頭の中に想像することです。
頭の中に想像?何言ってんだ?
頭の中に想像することは、タイピングの早さと関連しています。文字入力の正確性を上げるコツであるため、実施することをすすめます。
中級者ともなると、手元を見ずにキーボードを操作しています。しかし、どのキーに触れているのかを確かめたい時に、キーボードを見られないのはもどかしいでしょう。そこで頭の中に想像したキーボードを見ます。
正確に言うと「今触れているキーは○○」というように、一旦決めつけます。すると迷いなくキーボードを操作できるのです。頭の中に想像したキーボードは、タイピングする上での自信になります。
自身が持てると「自分が入力しているキーは正しい!」と迷いが無くなるのです。
「入力しているキーが正しい」という自信は、スピードに直結してくるため、コツを掴んで頭の中にキーボードを飼っておきましょう。
『言葉』毎にタイピングスピードを上げる
7つ目のコツは、言葉毎にタイピングスピードを上げることです。このコツは本記事で紹介するコツの中で、現実的かつ高い効果があります。理由は言葉や単語は比較的、指を止めずに入力がしやすいからです。
たとえば、「明日の予定」と入力するとします。その際に「明日」「予定」の文字入力を速くします。つまり文章を区切って一時的に速度を上げるということです。
タイピングを早くしたい人は、文章全体のタイピングスピードに注目しがちです。しかし「明日の予定」を入力するよりも、「明日」「の」「予定」と文章を区切った単語の方が入力しやすいはずです。また、単語の方が必然と文字数が少ないため、正確に入力できるメリットもあります。
あなたがタイピングしやすい箇所で区切るコツを掴めれば、あっという間にタイピングが早くなるでしょう。
タイピングをもっと速くするコツ【練習後】
タイピングを早くしたいなら、練習した後にも目を向ける必要があります。今の自分の現状を把握すれば、タイピングスピードは次第に上がってくるでしょう。これから紹介するコツは、練習後に短時間で取り入れられるため、毎回実施することをすすめます。
速さよりも正しさを優先する
8つ目のコツは、苦手なキーの入力スピードの向上を諦めることです。中級者ともなると、「苦手なキーで頻繁にミスするな」という経験をしたことがあるでしょう。その場合、苦手なキーを認識して速く入力することを諦めてください。理由はタイピングスキル全体の向上に努めるためです。
恐らく守備範囲が広い『人差し指』と日常生活であまり使わない『小指』でのミスが多いのではないでしょうか。人差し指と小指のミスは、中級者・上級者問わず共通していることでしょう。苦手なキーを早く打つよりも正確に入力してミスを減らしていく方が、全体のタイピングスピードが向上します。
目と腕を休める
9つ目は、体を休めることです。特に目と腕を休めてください。疲労が溜まると誤字脱字が増えます。
言われなくても分かっているよ!
しかしあえて言います。理由は休憩を自分から積極的に取ろうとしないからです。休むよりも練習して成長したいと考えるでしょう。しかし人間は体を休めなければコンディションが整えられません。
体を休める方法としては、しっかりと睡眠をとることです。目を1分閉じるだけでもスッキリします。タイピング練習の合間に試してみてください。
最後に
今回タイピングをもっと早くできるようになるため、9つのコツを紹介しました。
- 【練習前】
1.基礎練習を欠かさない習慣作り
2.目標を具体的に設定する
3.練習する時間を変えて集中できる時間帯を知る
4.手の指をストレッチする - 【練習中】
5.タッチタイピングを崩さない(手元を見ない)
6.頭の中にキーボードを想像してタイピング練習する
7.『言葉』毎にタイピングスピードを上げる - 【練習後】
8.速く入力することを諦めて正しく入力する
9.しっかり目と腕を休める
特に『言葉』毎にタイピングスピードを上げるコツは、即効性があります。今回紹介したコツを利用して、『初級者』から卒業しましょう。
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