「タッチタイピングを身に付けたいけど、方法がわからないな」
仕事や学業でパソコンを使っていることが当たり前となった現代で、タッチタイピングは働く人の必須スキルとなります。しかし必須と言われても、タイピングを練習してこなかった人は直ぐできるようにはなりません。そのような悩みを抱えている人は基礎だけでも身に付けておくと、いずれあなた自身を助けてくれます。
この記事で得られること
- キーボード操作でのミスや誤字脱字が減る方法
- スムーズなタイピングができるようになる方法
これから紹介する内容を順番に練習することで、初心者がタイピングの基礎を身に付けられます。 最後に紹介している独自の基礎検定も、自分の基礎レベルを確かめる良い方法ですので挑戦してみてください。
e-typingでホームポジションを身に付ける
まずはタイピングの基礎であるホームポジションを身に付けましょう。ホームポジションはタイピングの基礎になります。タッチタイピングを早く身に付ける鍵がホームポジションです。
以下の通りに指をキーボード上に置きます。
ポイントは、『Fキー』『Jキー』の出っ張りを頼りに、ホームポジションを覚えることです。丁度、両手の人差し指が出っ張りの位置にきます。ホームポジションが理解できたら、e-typingという無料練習サイトでホームポジションを身に付ける練習を開始しましょう。
以下のように、練習では入力する文字と使う指が分かりやすく色塗りされています。
これは初心者でも、分かりやすいのではないでしょうか。使う指をガイドしてくれるため、しっかりとホームポジションを崩さずに練習が可能です。時間を気にせずに練習を重ねていけば、早くホームポジションを身に付けられます。
ホームポジションはタイピングの基礎
野球やサッカー、バスケットボールなどのスポーツと同じく、タイピングも基礎が大切です。なぜなら、タイピングの基礎であるホームポジションは、『正確性』『スピード』の土台となるからです。
たとえば、文字の入力スピードを上げたい社会人がいたとします。使用している指は、両手の人差し指と中指の合計4本を駆使していました。しかし、スピードを求める場合、両手の指を余すことなく使えた方が良いはずです。この問題を解決してくれるのが、ホームポジションになります。
ホームポジションを身に付ける一番の効果は、全ての指を余すことなく使えることです。つまり、指がさぼっていないため、正確性とスピードが向上します。早い段階で基礎が身に付けば、今後のタイピング練習も順調に進められるでしょう。早めに基礎を身に付けた方がお得です。
e-typingの『基礎練習』で練習する際は、ゆっくりでいいので正確率を100%になることを目指しましょう。
e-typingの基本練習で『スコア106』をとる
ホームポジションが身に付いてきたら、e-typingの『基本練習』で文字入力を練習しましょう。理由は、文字入力に慣れるためです。
たとえば、「タイピング」と入力する場合、「taipinngu」と9つのキーを入力する必要があります。1つの文字は、殆どが2キー以上入力する必要があるため、入力の仕方を覚えなくてはいけません。
e-typingの『基本練習』では、50音の入力練習があるため、確実にタイピングを上達させられます。『基本練習』では、最も入力が必要であろう50音のみ練習しましょう。
50音では、以下のようなメニューがあります。
『基本練習』での目標は、e-typingに載せられてあるスコア表をもとに決めましょう。 以下のスコア表を見ると、「56~106」がタイピングの基本操作が理解できているとなっているため、1つの指標として活用してください。
寿司打の『練習』3,000円コースをクリアする
タイピングと言ったら『寿司打』と言われるほど、寿司打は有名な練習サイトです。しかし、寿司打は初心者には難易度が高いタイピング練習サイトです。理由は、文字入力に時間制限が設けられているからです。
たとえば、お手軽3,000円コースは、制限時間が60秒です。3,000円分のもとを取るくらいの文字数を、60秒間で入力する必要があります。仮にホームポジションを身に付けたとしても、初心者がクリアするのは容易ではありません。
しかし、寿司打には難易度を調整する機能が備わっています。
以下の条件を選択することで、タイピングがさらに上達していくでしょう。
- 難易度:練習
- コース:お手軽3,000円コース
『練習』は、一番優しい難易度であるため、寿司の流れてくる速度がゆっくりになります。時間制限があるため、最初は苦戦するでしょう。そのため、初めは毎日30分ほどで良いので、継続して練習してください。
寿司打での目標は、『練習』3,000円コースをクリアすることです。 流れる寿司に気を取られないように、落ち着いて文字を入力すれば確実にもとが取れます。
タイピングの基礎は2週間で身に付ける
ここまで、初心者向けにe-typingと寿司打を活用したタイピングの基礎練習方法をお伝えしてきました。しかし、初心者と言っても、基礎練習にいつまでも時間をかけてはいられません。
早くタイピングの基礎を身に付けるため、目安として以下の期間で練習しましょう。
- e-typingでの練習:10日間
- 寿司打での練習:4日間
練習期間は2週間で、毎日練習しましょう。1日の練習時間は、30分は確保して欲しいですが、難しい場合は、練習回数を軸にしてみましょう。
「今日は30分練習するのか」よりも「今日は忙しいから10回だけ練習しよう」の方が、練習のハードルが下がり、練習を継続しやすくなります。
>>>e-typingで300ptを超えた人の記録と成果【期間:6ヶ月】
タイピング基礎検定をクリアする【独自】
2週間、タイピングの基礎を練習してきた人は、確実に最初よりも上達しています。そのようなあなたの実力を確かめるため、独自で考案した簡単な検定を受けてみましょう。
【検定内容】
- 使用するもの:word、メモ帳など文字が入力できるソフト
- 内容:目をつぶって50音を入力する
- 制限時間:5分
ホームポジションが身に付いている場合、画面を見なくても文字を入力できる実力があります。つまり、目をつぶっても文字を入力できるということです。 できたら、とても自分の自信になることでしょう。
>>>Wordを活用!オフラインでできるタイピング練習を4つ紹介
最後に
本記事では、初心者がタイピングの基礎を身に付けるために
- e-typingでホームポジションを身に付ける
- e-typingの基本練習で『スコア106』をとる
- 寿司打の『練習』3,000円コースをクリアする
の3つの練習方法を紹介しました。
つまり、練習する順番を間違わなければ、初心者でも2週間でタイピングの基礎を身に付けられるということです。
仕事でテキパキとタッチタイピングができる日は、初心者にとってまだ先になります。しかし、基礎さえできていれば、後は自分の努力次第で成長スピードを早くできます。早くタッチタイピングができる人材になれるように、日々練習に励みましょう。
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