社会人:どこを目指してタイピング練習すればいいか分からない
タッチタイピングを身に付けようと毎日練習しているが、ゴールが見えないため途中で練習が止まってしまった経験はありませんか?仕事で必要になるためと思い、タイピング練習を始める人は少なくありません。私も早く文字を入力して仕事を終わらせるスピードを上げたいと思い、タイピング練習を始めました。
しかし単に練習しているだけでは、タッチタイピングは身に付きません。『目標』は目的地であるため、目指す目的地が決まっていると歩みを止めることなく進み続けられます。
この記事で得られること
- 日々、練習が継続できる目標の立て方
- 正確性を上げる目標設定
- スピード上げる目標設定
本記事では、タッチタイピング習得に必要な「基礎」「正確性」「スピード」の三つを基に、目標の設定方法を紹介します。タッチタイピングを身に付けたい人は、ぜひ活用してください。
タッチタイピングを身に付ける目的はあるのかを確認
やみくもにタイピングを練習していては、レベルやスピードは身に付きません。「タイピング練習の目的」がないと練習にのめり込めないからです。たとえば大学の受験生は大学に合格することを目指しています。目的があるからこそ毎日勉強に取り組めるのです。
ではタイピングを身に付けたい社会人の場合、どのような目的があるでしょうか。
パソコン操作がメインとなるため事務仕事の効率化が目的
プログラミングの入力速度をあげたい
社会人は仕事に関係ある目的を挙げるでしょう。
社会人でも自ら目的を達成するまで、練習を続けるのは難しいでしょう。理由は嫌いなことや辛いことを避けられるからです。大人になったら、どのようなことも自分で選択して決められます。嫌なことを直ぐ回避しできるのです。
自分のためにならない状態を避けるためには、どのようにすればよいのでしょうか。
結論、目的にあった目標を掲げましょう。練習の目標があると「達成したい」といった気持ちがはたらき、自然に練習に取り組めるようになります。
ここからはタイピングの目標設定方法について説明します。
タイピングの目標設定方法
今の自分に合わせたレベルの目標を立てましょう。段階を踏まなければ途中で成長が止まってしまうからです。
たとえば基礎と基本を飛ばして、急にサッカーの試合に出たらどうなるでしょうか。恐らくボールにすら触れないまま終わるでしょう。理想の自分に近づくため、必要な目標を設定しましょう。
これからタッチタイピング習得に必要な「基礎」「正確性」「スピード」の三つを基に、それぞれの目標設定について説明します。
>>>初心者はこちらもどうぞ 【初心者向け】タイピングが早くできるようになる練習方法【期間:2週間】
基礎を身に付けるまでの目標
まずは基礎として『ホームポジション』を身に付けましょう。ホームポジションとは以下の画像の通りに指を指定の場所に置き、決まった指でキーを入力するための型です。
基礎を身に付けるまでの目標は、「ホームポジションができるまで」と設定します。
え!?それだけ?
タイピングではホームポジション以上の基礎がありません。つまり基礎中の基礎であるホームポジションができたら、それ以上求める必要が無いということです。
しかしこれではあまりにも分かりにくい目標です。具体的に以下のような目標を掲げてください。
- 自然にホームポジションに指がある状態がつくれる
- キーボードを見なくても今触っているキーが分かる
- 紙にキーボードのアルファベット配置が書ける
まったくタッチタイピングができない人がここまでできたら、しっかり身に付いている状態と言えます。
最初はかなり違和感と戦いながらタイピング練習することになるでしょう。継続すれば確実に身に付つため、諦めずに基礎を身に付けましょう。
正確性を上げるための目標
次は「正確性を挙げるための目標」を設定します。タッチタイピングと聞くと、画面を見ずに速くキーボードを打っているイメージを持ちますよね。
最終的には目指したい姿です。しかし最初に求めることはスピードではなく正確性です。タッチタイピングが活かす場所が本番であるからです。
たとえば社会人でいうなら仕事場です。仕事を早く終わらせる社会人は素晴らしいですが、誤字脱字が多い場合、その仕事ぶりは素晴らしいとは言えません。
素晴らしい仕事ができるようになるため、以下のことをタイピングの正確性を上げる目標として設定しましょう。
- 1日1回、e-typingの基本練習「50音」をノーミス
- 1日1回、e-typingの応用練習「短文練習」をノーミス
- 練習期間:3週間毎日
練習はe-typingというタイピング練習サイトを活用してください。50音と短文練習にはいくつか種類があるため、自分が挑戦しやすいメニューを選択しましょう。
練習の際に注意して欲しい点が一つあります。入力スピードを無視して練習することです。
正確性を上げる練習は正しく目的のキーを入力することが目的です。心配しなくても正確性が上がったら次第にスピードも上がってきます。 さらにタイピングスピードを上げたい場合、スピードを上げるための目標を設定しましょう。
スピードを上げるための目標
タイピングの「正確性を上げるための目標」が達成できたら、いよいよ「スピードを上げるための目標」を設定して練習します。
タイピングのスピードを上げるために、寿司打という練習サイトを活用しましょう。寿司打で練習する理由は、文字入力に時間制限が設けられているからです。時間内に入力を求められているため、必然的に入力速度を上げなくてはなりません。
タイピングスピードを上げるための目標は、以下の通りです。
3,000円コースでもとを取る
たったこれだけ?
寿司打を利用したことがある人は、簡単に達成できる目標でしょう。しかしタッチタイピングができない社会人にとっては制限時間がプレッシャーとなり、直ぐには達成できません。
タイピングのスピードを求めると、どうしても正確性が低下してしまいます。スピードを上げる練習の際は、乱雑な入力とならない程度にスピードを求めていきましょう。
ここまでタッチタイピング習得に必要な「基礎」「正確性」「スピード」の三つの目標設定方法を説明してきました。次に目標を達成した後のことについてお伝えします。
設定したタイピングの目標を達成した後
ここまで紹介した目標を達成できたなら、タイピング練習を始める前と比べて見違えるほど成長していることでしょう。各目標が達成できた後は、目標のレベルを上げていくのみです。
さらにタッチタイピングを上達させたい場合、以下の2つを磨いてください。
- 正確性
- スピード
上記の2つは、タイピングに必要不可欠な要素です。
たとえば、社会人にとっては仕事の効率に直結します。学生にとっては課題を早く終わらせられるようになるでしょう。
「正確性」「スピード」の二つを磨くことは、メリットでしかありません。 設定したタイピングの目標を達成した後でも、定期的に練習してタイピングを磨いてきましょう。
まとめ:タイピング練習の目標は3つ
本記事ではタッチタイピング習得に必要な
- 基礎を身に付けるまでの目標
- 正確性を上げるための目標
- スピードを上げるための目標
の三つの目標設定方法について紹介してきました。
つまり習得に必要な目標を立てておけば、確実にタッチタイピングが身に付くということです。
これを機にあなただけの練習目標を設定してみてください。
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